
対フランス化粧品輸出が6年連続で増加(c)MONEYTODAY
【05月20日 KOREA WAVE】Kビューティーが「美容の本場」フランスで初めて輸出額1億ドルを突破した。北米輸出を主力としながら欧州市場まで成長し、輸出額は月別基準で過去最高を更新している。
関税庁によると、2025年の韓国の対フランス化粧品輸出額は1億3405万ドル(約207億8000万円)を記録した。前年比71.5%増の規模だ。フランス向け輸出が1億ドルを超えたのは今回が初めて。
フランス向け輸出はここ数年、急成長を続けている。対フランス化粧品輸出額は2020年の4812万ドル(約74億6000万円)から、2022年6016万ドル(約93億2000万円)、2023年7132万ドル(約110億5000万円)、2024年7816万ドル(約121億1000万円)へと着実に増加した。2025年は前年実績を大きく上回り、初めて1億ドルの大台に乗った。2020年以降の累積成長率は180.8%に達する。2026年第1四半期も3129万ドル(約48億5000万円)の輸出実績を記録し、成長が続いている。
フランスはロレアル、LVMHビューティー、シスレー、クラランスなどグローバルビューティー企業の本拠地だ。自国ブランドへの忠誠度が高い市場とされるだけに、Kビューティーの広がり自体に大きな象徴性があるとの評価が出ている。業界では「Kビューティーがアジアを越え、グローバルの主流市場に定着している」との分析もある。
現地の流通網拡大も速い。フランスを代表する百貨店ギャラリー・ラファイエット・オスマン本店には、別途Kビューティーゾーンが設けられた。COSRX、ドクタージャルト、Torriden、朝鮮美女、バニラコなど韓国ブランドが相次いで入店し、消費者との接点を広げている。
韓国ブランドの欧州攻略も一段と積極的だ。新世界インターナショナルのメイクアップブランド「AMUSE」は、ギャラリー・ラファイエット・オスマン本店とシャンゼリゼ店に正式店舗を開いた。APRのメディキューブは、セフォラのオンライン・オフラインチャンネルに入店し、現地流通網の拡大に乗り出した。アモーレパシフィックが買収したCOSRXも、グローバルでの認知度を基に欧州市場攻略を強化している。
Kビューティー成長の中心には、スキンケアの競争力があるとの分析が出ている。低刺激・機能性製品への需要が高まる中、韓国化粧品特有の成分競争力と素早い製品開発力が海外消費者に受け入れられているという説明だ。実際にSNSでは「グラススキン」「Kビューティールーティン」などが一つのトレンドのように広がり、若い消費者層の流入も続いている。
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