神輿はそれぞれ雄鶏(おんどり)(男神)、雌鶏(めんどり)(女神)、卵(子ども神)の三柱を祭っている。元来はお見合いから結婚、出産の流れを表す「御生(みあ)れ神事」で神輿は振るだけだった。いつしか子どもの独り立ちを促す意味合いが込められるようになり、雄鶏、雌鶏に付き従う卵を何度も追い払って走る現在の激しい姿になったという。

 真夏のような強い日差しが注ぐ中、最大約400キロの神輿を担いだ男衆は、「おらぁ、おらぁ」と声を張り上げ、通りを何度も行き来した。沿道からは盛んな拍手が送られた。

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