神埼市の尾崎地区に700年以上前から伝わる郷土玩具(がんぐ)「尾崎人形」は、土の風合いと素朴な絵付けが温かみを感じさせる。最近、歴史ロマンにあふれる竪穴住居をイメージした土鈴が新作として加わった。

佐賀一品堂の「尾崎人形 竪穴住居」(手前)

 神埼市の尾崎地区に700年以上前から伝わる郷土玩具(がんぐ)「尾崎人形」は、土の風合いと素朴な絵付けが温かみを感じさせる。最近、歴史ロマンにあふれる竪穴住居をイメージした土鈴が新作として加わった。

 尾崎人形は、鎌倉時代の元寇(げんこう)の際に捕虜となった元軍の兵士が故郷をしのび、人形を作って吹き鳴らしたことが始まりとされる。

 sagairには、尾崎人形を製造・販売する「佐賀一品堂」の人形が並ぶ。一つ一つ手作業で作られ、愛らしい姿形に手が伸びる人が少なくないという。竪穴住居(1650円)は茶色い屋根と手描きの線が味わい深く、優しく振ると軽やかな鈴の音が耳に届く。

 sagairの担当者は「細やかな絵付けに癒やされる。コレクションして楽しんで」と呼びかける。人形のイラストをあしらったTシャツも販売している。(清川千穂)

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