2026年4月、通信会社や政府関係機関をかたる詐欺で、高知県安芸市の50代の男性が380万円をだまし取られていたことが分かりました。
警察によりますと、4月8日、高知県安芸市の50代の男性の携帯電話に、「+1」から始まる番号で、通信会社をかたる男から電話がありました。
男は「複数の有料サイトの利用料が支払われておらず、払わないと裁判になる。違約金を支払ってください」と話し、男性はその日のうちに指定された銀行口座に80万円を振り込みました。
さらに、2日後の10日には、『内閣サイバーセキュリティーセンター』をかたる男から「あなたの携帯電話が詐欺に使われているが、50万円の保険に入れば相手との示談交渉ができる」と言われ、50万円を振り込みました。
その後、再び『内閣サイバーセキュリティーセンター』をかたる男から「5000万円をこえる詐欺被害が出ているため保険を300万円に引き上げる必要がある」などと言われました。
男性は、4月15日に指定された東京内の住所に現金230万円を入れた荷物を送り、翌16日には、指定された口座に現金20万円を振り込みました。
その後も警察官をかたる男から現金を自宅で保管するように指示され、現金1000万円入りの荷物を送る手続きをしたあとに警察署に相談に出向き、詐欺被害に気付いたということです。
この1000万円については配達されていなかったため手元に戻りましたが、男性は結果としてあわせて380万円をだましとらました。
2026年の高知県内の特殊詐欺事件は60件で被害額は約4億7835万円にのぼります。
