岩手県内はクマの目撃が相次いでいて、このうち花巻市石鳥谷町では7日夕方、5件の情報が相次ぎました。岩手県は強く注意を呼びかけています。
花巻市石鳥谷町好地の住宅街で防犯カメラがとらえたのは、駐車場の前をゆっくり移動するクマ。車が通る夕方の道路を横断し、住宅街へ消えていきました。
千葉舟記者
「クマが目撃された現場付近です。住宅や店舗が立ち並ぶ人通りの多いエリアです。周辺では安全確認が続けられています」
クマが目撃されたのはきのうの夕方のことでした。最初は午後6時15分ごろ、石鳥谷郵便局の付近、そのあと信用金庫や北上川の堤防、近くの市道と続き、午後6時50分ごろ、上町公園、西側の路上で目撃されるまで5件の情報が相次いで警察に寄せられました。けが人は確認されていません。同じ個体かどうかは不明ですが、クマはいずれも成獣だということです。
その後、目撃情報はなく、市がクマ用のAIカメラを5台増やしたほか、パトロールをして注意を呼びかけています。
近所の人
「怖いですよ(もし)孫がクマにやられたなんてことになったら、何かあってからじゃ遅いでしょ。だからどうにかしてもらいたいなと思う」
7日、山菜採りの女性が獣に顔を引っかかれたような傷がある状態で遺体で見つかった八幡平市では8日朝早く、南におよそ6キロ離れた西根第一中学校の近くでもクマ1頭が目撃されました。
隣の秋田県では現在、入山規制が行われていますが、岩手県は県内の人身被害について、人とクマがばったり遭遇し、驚いたクマが身を守るため、人を襲ったと分析していて、入山規制は行わない方針です。
しかし、山に入る際は、鈴などの音の出るものを身につけることや、外に生ごみを置かないことなど改めて徹底してほしいと強く呼びかけています。
