
ホルムズ海峡を示す地図。2025年6月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[ドバイ 23日 ロイター] – イランのモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長は23日、米国との間でいかなる協議も行われていないとXに投稿した。
トランプ米大統領はこの日、イランと協議を実施し「主要な合意点」が得られたと述べ、攻撃の終結に向けた合意が近く成立する可能性があるとの認識を表明。これに先立ち、発電所やエネルギーインフラへの攻撃を5日間延期すると明らかにし、原油先物が急落するなどの動きが出ていた。
ただ、国営イラン通信(IRNA)は、イラン外務省報道官が米国との協議は一切行っていないと述べたと報道。外務省報道官は、友好国から「米国が戦争終結に向け協議を求めている」とのメッセージを受け取ったが、イランは回答しなかったとし、原油輸送の要衝ホルムズ海峡に関するイランの見解のほか、攻撃終結の条件は変わっていないと述べた。
ガリバフ氏はXへの投稿で、原油市場を操作するために「フェイクニュース」が利用されていると非難。イラン国民は「侵略者に対する完全な処罰」を求めているとした。
イスラエル当局者などによると、イランの政治指導層が相次いでイスラエルと米国による攻撃の標的になる中、ガリバフ国会議長がイランを代表して米国との交渉にあたるなど中心的な役割を担い始めている。
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