ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」は8日夜、1次ラウンドの「WBC 東京プール presented by ディップ」(読売新聞社など主催)でオーストラリアと対戦した。六回に1点を先制された日本は七回に
吉田正尚
の2ランで逆転。
佐藤輝明
の適時打などで追加点を挙げて勝利し、1次ラウンドC組の1位通過を決めた。準々決勝はアメリカで行われる。(デジタル編集部)(→
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7回2死1塁、逆転2ランを放つ吉田(8日)=片岡航希撮影
試合後、井端弘和監督はインタビューで、「吉田正尚はずっといいところで打ってくれていて頼もしい。隅田知一郎は、次の登板も期待できる」と語った。(
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試合経過
力投する先発の菅野(8日)=佐伯文人撮影
【1回表】
先発・菅野は1人目のバザーナを左飛に打ち取った。三番・ホワイトフィールド、四番・ホールにヒットを許し二死一、三塁としたが、昨季オリックスでプレーしたデールを遊ゴロに抑え、切り抜けた。
【1回裏】
大谷のこの試合初打席は二ゴロ。続く鈴木は四球を選んだ。近藤は空振り三振に倒れたが、吉田も四球で出塁。チャンスを迎えたが、岡本が中飛で終わりこの回無得点。
【2回表】
菅野は先頭のウィングローブから三振を奪うと、パーキンスを三ゴロ、バークを三振に打ち取り、三者凡退で終えた。
力投する豪州先発のマクドナルド(8日)=佐伯文人撮影
【2回裏】
先頭の6番・村上は初球からバットを振ったが、左飛だった。続く牧は中飛。源田が四球で出塁した場面で、若月が右前へ、この試合チーム初の安打を放った。二死一、二塁の場面で打順は大谷へ。2球目を振り抜いたが、中飛だった。
【3回表】
菅野が9番・ケネリーに右前打を許したが、続くバザーナを二ゴロとした。さらに、ミードを三ゴロからダブルプレーに打ち取り、この回を終えた。
【3回裏】
2番・鈴木は遊飛、近藤は中飛、吉田も遊ゴロに打ち取られた。豪州の堅い守りに阻まれ、日本はここまで1安打。
【4回表】
3番・ホワイトフィールドが意表をつくセーフティバントで出塁後、盗塁で二塁へ。それでも、菅野は後続の3人をしっかりと抑えた。
【4回裏】
豪州は2番手・サーポルトがマウンドへ。日本は5番・岡本が四球で一塁へ。続く村上の当たりは大きかったが、中飛に打ち取られた。それでも、牧が左前打でつなぎ、一死一、二塁に。源田が倒れたが、若月がしっかりと球を見極め、四球を選択。二死満塁の場面で、打席には大谷。交代した豪州の3番手・タウンゼントとの勝負というところで、飛び出していた二塁走者・牧がタッチアウトとなり、この回終了。(
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4回2死満塁、大谷の打席で、捕手からの送球でアウトになる2塁走者・牧(8日)=沢野貴信撮影
【5回表】
日本の投手は2番手・隅田に交代。ケネリーに安打を許したが、二つの三振と左飛できっちりと抑えた。(持ち味発揮した隅田、
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【5回裏】
改めて大谷が打席へ立ったが、右飛に倒れた。鈴木が四球で出塁したが、近藤は中飛、吉田は三振に終わった。
【6回表】
隅田は2番・ミードを三振に打ち取ったが、直後のホワイトフィールドにこの日3本目のヒットを許す。一死二塁の場面でホワイトフィールドが三盗を決め、さらに、捕手・若月の悪送球の間に生還し、豪州が先制。続く2人は落ち着いて三振に。
【6回裏】
豪州は4人目の投手・ウィンがマウンドへ。5番・岡本は四球で塁へ出るが、続く村上は左飛に。牧のサードへのゴロはいったん併殺打と判定されたが、チャレンジの結果セーフ。併殺崩れとなった。その後、二死一、二塁としたが後が続かずこの回も無得点。
【7回表】
隅田は、6番・ウィングローブを3球三振に打ち取り、続くパーキンスを右飛、グレンディニングも三振とした。隅田はここまで7奪三振。
【7回裏】
この回先頭の大谷は四球で出塁。鈴木、近藤は打ち取られたが、4番・吉田がスライダーを振り抜き、2ランホームラン。日本が逆転した。(OPSは1・783、
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【8回表】
日本は3番手・種市が登板。二つの三振とゴロで、三者凡退に抑えた。(代名詞のフォークがさえる、
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【8回裏】
打順は、3打席続けて左飛だった6番・村上から。しっかり球を見極め、四球を選んだ。代走に送られた周東が二盗を決め、さらに、7番・牧の一ゴロの間に三塁へ。8番・源田も四球で続き、一死一、三塁とする。ここで、代打・佐藤が左越えの適時打を放ち追加点。さらに、大谷の申告敬遠で満塁に。2番・鈴木も四球となり、押し出しでさらに1点を追加した。
8回1死1、3塁、代打で適時2塁打を放ち、「お茶たてポーズ」を披露する佐藤(8日)=片岡航希撮影
【9回表】
抑えとしとして大勢がマウンドへ。ホール、ウィングローブのソロホームランで1点差に詰め寄られたが、最後の打者のパーキンスを落ち着いて三ゴロに打ち取り、試合を決めた。
菅野智之が、久しぶりに東京ドームのマウンドへ帰ってきた。4安打を喫したが、粘り強く無失点に抑えた。(
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試合の始球式は、WBC第1、2回大会の最優秀選手(MVP)だった松坂大輔さんが務めた。捕手役は、母校・横浜高の後輩にあたる
藤平尚真
。(
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日本のスタメンが発表された。先発は
菅野智之
(ロッキーズ)。
大谷翔平
は1番DHで、中軸は
近藤健介
(ソフトバンク)、
吉田正尚
、
岡本和真
(ブルージェイズ)となっている。(
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オーストラリアの先発は、身長1メートル96の長身右腕、コナー・マクドナルド。もともとは野手で、3年前から本格的に投手に転向した。弟はラグビー選手で、日本でプレーしている。(
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日本―オーストラリア戦は、天皇、皇后両陛下と長女愛子さまが現地で観戦される。宮内庁によると、野球の国際試合の「天覧試合」は、1966年11月に後楽園球場で行われた日米野球・全日本―ドジャース戦を昭和天皇が香淳皇后と観戦して以来、約59年4か月ぶりとなる。(
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WBC観戦のため東京ドームに到着された天皇、皇后両陛下と愛子さま(8日午後)=横山就平撮影
8日に行われた韓国―台湾戦で、韓国が台湾に4―5で敗れたことで日本のC組2位以内が確定し、準々決勝進出が決まった。(
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台湾勝利の裏側に主将の魂のプレー、詳しくはこちら
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6日の初戦で日本は、七回コールドの13−0で台湾を破った。
大谷翔平
の満塁本塁打など、打線がつながり13安打で13得点。投げては先発の
山本由伸
(ドジャース)から5人の継投で台湾を1安打零封した。(
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韓国に勝利し喜ぶナイン(7日)=沢野貴信撮影
7日の韓国戦は、先発の
菊池雄星
(エンゼルス)が連打を浴び3点の先制を許すが、三回に
大谷翔平
、
鈴木誠也
、
吉田正尚
の本塁打などで逆転。その後同点に追いつかれたが、七回、鈴木誠也の押し出し四球と吉田正尚の2点適時打で勝ち越し、その後の韓国の反撃を1点に抑え逃げ切った。(
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3回1死、同点ソロを放つ大谷(7日)=沢野貴信撮影
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