
東京マラソン2026 会見で話す日本陸連の高岡寿成シニアディレクター(撮影・宮地輝)
<陸上:東京マラソン>◇1日◇東京都庁~東京駅前・行幸通り(42・195キロ)
男子は日本記録保持者の大迫傑(34=リーニン)が、2時間5分59秒で日本人トップの12位となった。25年12月のバレンシアマラソンで日本新記録(2時間4分55秒)を樹立してから3カ月足らずで出走。五輪3大会連続出場と経験豊富なベテランが強さを発揮した。
日本人2番手以降は鈴木健吾(30=横浜市陸協)が2時間6分9秒、市山翼(29=サンベルクス)が2時間6分58秒、近藤亮太(25=三菱重工)が2時間7分6秒、工藤慎作(21=早稲田大)が2時間7分34秒、藤村共広(28=スズキ)が2時間8分49秒で続き、この5人が来年10月3日開催のロサンゼルス五輪代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。
日本陸連強化委員会の高岡寿成シニアディレクターは「終盤に大迫選手、鈴木選手が熱い走りをしてくれた。勝ち負けはつく話だが、2人とも見応えのある競り合いが見られた」と日本勢上位2人を高く評価した。一方で11位までを海外勢が占める結果となり「大迫選手の順位が12位。まだまだ世界は高いところにある印象を受けた」と振り返った。
28年ロサンゼルス五輪の出場枠は男女各3人。選考ではファストパス制度を導入しており、25年3月10日以降の対象大会で設定記録(男子は2時間3分59秒)を上回った最速選手が五輪の参加標準記録を有効期間内に突破すれば、27年3月にも代表に早期内定する。
導入開始から1年が経とうとしているが、期間内の最速タイムは大迫の日本記録。ファストパスの設定記録を上回った選手はいなかった。高岡SDは「次の1年で達成してほしい思いを持っている」と言及。「チャレンジしてほしい。そうすれば本当にメダルが見えてくる」と期待を寄せた。
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