[サンティアゴ 27日 ロイター] – チリ中央銀行の理事会は27日、全会一致で主要政策金利を4.50%に据え置いた。据え置きは市場の予想通り。

中銀は昨年9月と10月に金利を据え置いた後、12月には25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施していた。

12月のインフレ率は3.5%と、前月の3.4%からわずかに上昇したが、中銀目標の「3%プラスマイナス1%ポイント」の範囲に収まっている。

中銀は声明で、短期的なインフレ見通しは改善していると説明。エコノミストの見解でも、金融市場サーベイでも、2年間の予想物価上昇率は3%で変わっていないとした。

中銀が昨年12月に実施したトレーダー調査では、政策金利は今年6月まで据え置かれるとの見通しが示された。

ただパンテオン・マクロエコノミクスの中南米チーフエコノミスト、アンドレス・アバディア氏は、内外の経済見通しが明確になれば利下げ余地が生まれると指摘。中銀理事会のトーンは「中立からハト派」寄りだとし、第2・四半期に小幅な利下げが実施されるという基本シナリオを示した。

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