2025年のおはら祭で、鹿児島市の事務局が旧統一教会の踊り連の参加を認めなかったことに対し、踊り連の代表の男性が参加拒否の決定の取り消しを求めていた裁判です。24日の判決で鹿児島地裁は「おはら祭はすでに終了していて男性が回復すべき法律上の利益はない」などとして男性の訴えを却下しました。
この裁判は2025年11月に鹿児島市で開かれたおはら祭をめぐり、参加を拒否された旧統一教会の踊り連の代表を務める男性が鹿児島市の事務局を訴えたものです。
訴えによりますと、男性は2025年のおはら祭に「家庭連合鹿児島おはら祭愛好会」として参加を申請しましたが、鹿児島市が事務局を務める「おはら祭振興会」は参加を認めない決定をしました。
これを受け、男性は鹿児島市に対し、参加拒否の決定の取り消しを請求。鹿児島市はこれまでの裁判で「参加拒否を取り消してもおはら祭は終了していて参加は不可能である」などとして訴えを却下するよう求めていました。
24日の判決で鹿児島地裁の窪田俊秀裁判長は「おはら祭はすでに終了していて決定を取り消すことで男性が回復すべき法律上の利益はない」、「参加できるかの判断は祭りの都度行われるもので、今回の拒否が次年度以降の判断に不利益を生じさせると直ちに認めることはできない」などとして男性の訴えを却下しました。
(原告の男性)
「我々の主張は半分も出せていない。そういう意味では争いの余地はあると思うのでどうするか判決文を見て判断したい」
男性は判決の内容を踏まえ、今後控訴するかどうか判断するということです。
