OKUMA TECH株式会社(本社:福島県双葉郡大熊町、代表取締役:李 顕一)と、島根電工株式会社(本社:島根県松江市、代表取締役社長:野津 廣一)は、水素関連事業の社会実装および普及を目的として、戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
本パートナーシップは、福島浜通り地域で培われた水素関連技術の実証・評価の知見と、島根および中国地方における設備・施工・保守の現場力を結びつけることで、地域に根ざした水素利活用モデルを構築することを狙いとしています。
両社は、福島および島根での連携を起点に、中国地方への段階的な展開を視野に入れ、水素関連事業の社会実装を共同で推進してまいります。
2026年1月16日 島根電工株式会社にて実施した調印式の様子
■背景・目的
脱炭素社会の実現に向け、水素エネルギーの利活用が全国的に注目される中、技術開発や実証にとどまらず、地域ごとの特性に応じた導入・施工・運用・保守までを見据えた社会実装の体制構築が重要な課題となっています。
OKUMA TECHは、福島県大熊町を拠点に、水素関連装置や水素事業の社会実装に取り組み、実証・評価を通じて技術と運用の知見を蓄積してきました。現在は、福島での取り組みを起点に、地域企業との連携を通じた地方展開を段階的に進めています。
OKUMA TECHは、島根で始まる地域最適化水素事業を契機に、全国展開、そして世界市場に向けた最初の第一歩とすることが本パートナーシップで得られる重要な戦略的価値と位置付けています。
一方、島根電工は、島根県を拠点に中国地方全域において、電気・設備・インフラ分野の施工および保守を通じ、地域社会を支えてきた企業です。近年は、再生可能エネルギーをはじめとする新たなエネルギー分野への対応力強化にも取り組んでいます。
両社は、福島で培われた水素事業の実証知見と、島根を拠点として蓄積されてきた現場力・インフラ分野の知見を結びつけることで、地域に根ざした水素利活用の社会実装モデルを構築できると考え、本パートナーシップの締結に至りました。
■パートナーシップの概要
本パートナーシップにおいて、両社は以下の役割分担のもと、水素関連事業の社会実装に向けた協業を進めてまいります。
・OKUMA TECH
水素関連装置および水素事業に関する技術・事業企画、社会実装モデルの設計
・島根電工
中国地方における導入提案、設備・施工、運用・保守体制の構築
両社は、技術と現場を一体で捉えることで、導入から運用までを見据えた現実的な水素利活用モデルの構築を目指します。
■今後の取り組み
今後は、福島および島根での連携をさらに深めながら、水素関連装置の導入検討から、設置・運用・保守に至るまでのプロセスを地域ごとに検証していきます。
その過程で得られた知見をもとに、用途や地域特性に応じた水素利活用モデルを整理し、中国地方への段階的な展開を視野に入れた実装スキームの構築を進めてまいります。
■会社概要
・会社名:OKUMA TECH株式会社
・設 立:2021年4月1日
・事業内容:水素製造装置、水素燃料電池発電装置の製造販売、セルスタックの研究開発、粉体水素を用いた次世代型水素貯蔵技術の研究開発、水素燃料電池を活用したドローンの研究開発、産業用特殊ドローンの研究開発、各種ドローンソリューションにおけるコンサルティング、脱炭素・再生可能エネルギーに関する事業およびコンサルティング サービス
・本社所在地:福島県双葉郡大熊町下野上大野116-5 CREVAおおくま内
・代表取締役:李 顕一
・URL:https://okumatech.com/
・会社名:島根電工株式会社
・設 立:1956年4月
・事業内容:電気設備工事、電気通信設備工事、管工事(空気調和設備、給排水衛生設備)、消防施設工事、上記各種設備の設計・監理及びメンテナンス業務、フランチャイズ事業:全国35社37事業所(2025年7月現在)
・本社所在地:島根県松江市東本町五丁目63番地
・代表取締役社長:野津 廣一
・URL:https://www.sdgr.co.jp/
◼︎ 水素の未来へ:OKUMA TECHのビジョン
OKUMA TECH(旧 OKUMA DRONE)は、「地元から未来をつくる」という理念のもと、小型水素製造装置・可搬式水素発電装置・粉体水素関連装置・エネルギーマネジメントソリューションなど、持続可能なエネルギー社会の実現に向けた製品開発を進めております。
今後も地域発の技術力と機動力を活かし、「小さな水素社会」の全国展開に向けた事業を、拡大してまいります。
■OKUMA TECH について
OKUMA TECHは、福島県大熊町インキュベーションセンターからスタートし、国内をはじめ東南アジアなどグローバルに活動するベンチャー企業です。水素燃料電池セルスタックの開発、水素燃料電池を活用した可搬式発電装置やドローンの研究開発、粉体水素を用いた次世代型水素貯蔵技術の開発、特殊用途の産業用ドローンやロボット技術の研究開発、自動運航管理システムの開発、ドローンソリューションのコンサルティングサービス、脱炭素・再生可能エネルギーに関する事業およびコンサルティングを提供し、技術革新を通じて社会課題の解決を実現します。
