雪は峠を越えたわけではありません。
第1のピークは越えましたが、あさって土曜日が第2のピークで再び大雪のおそれがあります。

こちらは、あす午前9時の予想天気図です。変わらず西高東低の冬型の気圧配置です。
ただ、等圧線の間隔が、きょうよりも広がっていて、寒気の流れ込みも少し弱まる見込みです。

雪は降ったり止んだりを繰り返すため、引き続き注意が必要です。

土曜に第2のピーク 寒波が長く続くのが特徴

このあとに再び強い寒気が入ってきます。今回は寒波が長く続くのが特徴です。

気象台は25日まで、警報級の大雪となる可能性があるとして、引き続き注意を呼びかけています。

特に、あさって土曜日から再び冬型の気圧配置が強まり、2度目の大雪のピークがやってきます。

ポイントは3つあります。
1つ目は、「居座ったままの強い寒気」。
2つ目は、冬に発生しやすい局地的な前線「北陸前線」です。
そして、3つ目が「JPCZ=日本海寒帯気団収束帯」です。

それでは、詳しく見ていきましょう。

居座ったままの強い寒気

まず1つ目ですが、こちらは、上空5500メートル付近の寒気の予想です。

注目は、大雪の目安となるマイナス36度以下の強い寒気です。この寒気は、きのうの午後から県内に入り込みましたが、今朝になると大半が北へと離れました。

このあと一旦、寒気は弱まりますが、あさって朝には、再びマイナス36度以下の寒気に覆われ、長く居座り続けます。

夜には、さらに低いマイナス39度以下の寒気が一時的に流れ込んできます。

つまり、あさって土曜日からの2回目のピークの方が、大雪の可能性が高いということですね。

冬に発生しやすい「北陸前線」とは

続いて、2つ目のポイント、「北陸前線」です。

風と雪雲の予想を見ると、あさっての朝は、雪雲の帯・JPCZは新潟県に向かっています。この時、県内にも発達した雪雲の帯がかかっています。

これは、地形などの影響で風と風がぶつかることで生じる、局地的な前線によるものです。これを「北陸前線」と呼んでいます。

この北陸前線の周辺では、雪雲が発達しやすくなるんです。

さらに、新潟県にあったJPCZがあさって夜に県内に近づき、かかります。これが3つ目のポイントです。
JPCZによる雪雲が流れ込むと短時間で一気に積雪が増える可能性があります。

改めて、予想降雪量です。

あす午後6時まで24時間の予想降雪量は、いずれも多い所で平野部が40センチ、山間部が70センチ。その後の24時間は、平野部が40センチ、山間部が50センチ。さらに24時間先は、平野部が50センチ、山間部が70センチの予想です。

気温も低い予想なので、雪が解けにくく、積雪も増えそうですね。
最新の情報を確認しながら、25日、日曜日まで最大限の警戒が必要です。

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