ドイツ輸出、9月は予想以上に増加 対米輸出が6カ月ぶりプラス

8月、独ブレーマーハーフェンの埠頭で撮影。 REUTERS/Leon Kuegeler

[7日 ロイター] – ドイツ連邦統計局が7日発表した9月の輸出(日数・季節調整済み)は前月比1.4%増と、ロイターがまとめた市場予想の0.5%増を上回った。

欧州連合(EU)製品に対する米国の関税で減少していた対米輸出が6カ月ぶりに増加に転じた。

輸入は3.1%増。貿易収支は153億ユーロ(178億4000万ドル)の黒字。前年同月の180億ユーロの黒字から減少した。

対米輸出は前月比11.9%増。EU諸国への輸出は前月比2.5%増。EU域外への輸出は横ばいだった。

輸入は中国からが最も多く、前月比で6.1%増加した。米国の対中関税導入以降、輸入の勢いが増しており、域内企業・雇用の保護を求める声が上がっている。

中国への輸出は前月比で2.2%減少した。

INGのグローバル・マクロ部門責任者、カーステン・ブルゼスキ氏は「構造的な課題が続く中、輸出部門が短期間でドイツ経済の強力な成長エンジンとして復活する姿を想像するのは難しい」と述べた。

対米輸出は前年同期比では依然として14.0%減。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「関税がドイツの最重要輸出市場である米国向け輸出企業に深い傷を残したことを示している」と述べた。

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Maria Martinez

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.