アルゼンチンで26日実施された議会中間選挙で、ミレイ大統領の政党「自由の前進(LLA)」が勝利した。低迷する同国経済の底上げに向けて大規模改革を進めようとしているリバタリアン(自由至上主義者)のミレイ氏に、議会内でより強固な基盤を与える結果となった。

  内務省が公表したデータによると、LLAは開票率92%の時点で41%の票を獲得。アルゼンチンの大半の州でリードしている。発表によれば、LLAは下院で改選議席127議席のうち64議席を獲得。下院の3分の1の議席を確保できる見通しとなり、大統領の拒否権を守る立場を得ることになる。ここ数カ月、野党は大統領の拒否権を覆して歳出法案を可決していた。

  選挙を巡る不透明感が後退したことで、27日の相場は上昇するとみられる。ミレイ氏の政党は今後、大統領が掲げる減税や労働規制の緩和、年金制度の見直しなど主要経済改革に軸足を移す見通しだ。

Javier Milei

「自由の前進(LLA)」のブエノスアイレス本部に到着し、支持者らに手を振るミレイ大統領(10月26日)

Photographer: Luis Robayo/AFP/Getty Images

原題:Milei’s Party Wins Argentina Midterm Vote in Major Comeback (1)(抜粋)

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