スズキは2025年10月30日から開催されるジャパン・モビリティ・ショー(以下JMS2025)にて「フロンクスFFVコンセプト」を公開する。
まずはインドや世界で。ただし数年後には日本でも?

このライト・グリーンとシルバーの塗り分けが施されたフロンクスはFFV(フレックス・フューエル・ヴィークル)という名が付く通り、ガソリンとバイオエタノールの混合燃料に対応する。

ベースとなるのは日本で現在販売されている1.5リットル直列4気筒DOHC(2WD車で101ps/135Nm仕様)ではなく、1.2リットルの直噴ターボ・ユニット。これは1リットルの直列3気筒直噴ターボとともにインド向けに設定されているもののようだ。


同じくバイオエタノール混合燃料に対応したというJMS2025で公開される2輪の「GIXXER SF 250 FFV」の資料には、ECU、燃料ポンプとラインおよびタンク、バルブおよびバルブ・シート、ピストン・リング、インジェクター、計器類などの変更で対応、とあることから、こうした改良がガソリン仕様のフロンクスにも施されていると予測される。

植物由来の燃料は、非過食原料に限定しないと食糧危機に繋がる可能性もあるなどの問題もあるが、今回の展示の理由として、バイオエタノールが液体燃料でエネルギー密度が高く、運搬や保管が比較的簡単なこと、またフロンクスの生産拠点となるインドが世界有数のサトウキビ生産国であること、さらに世界的なバイオエタノール使用車両の増加が挙げられている。

また日本でも2028年をめどに一部地域でバイオエタノールの先行導入を行う予定ということも、この展示へと繋がっているのだろう。

フロンクスFFVコンセプトは同じくバイオエタノール混合燃料に対応した前述の「GIXXER SF 250 FFV」、さらに船舶用エンジンの「DF60A FFVコンセプト」とともにJMS2025のスズキ・ブースにて展示される予定だ。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)

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