2026年5月4日

Aplio i800 EUS
オリンパス株式会社(以下、オリンパス)と、Canon Medical Systems USA, Inc.は、内視鏡向け超音波診断装置「Aplio i800 EUS(アプリオ アイ800 イーユーエス)」 を米国で発売します。「Aplio i800 EUS」はキヤノン株式会社が製造し、オリンパスが米国で独占的に販売します。本製品は、 超音波内視鏡検査(Endoscopic Ultrasonography、以下EUS)における最新の先進的な画像処理技術を搭載しています。オリンパスの包括的なEUSポートフォリオに加わり、幅広い消化管領域の手技において、高画質な画像提供と信頼性の高い臨床評価をサポートします。
「Aplio i800 EUS」の発売は、消化管領域の中でも最も成長が著しい分野の一つであるEUSにおいて、患者ケアの水準向上を目指す、オリンパスとキヤノンとの超音波内視鏡システムの協業によるものです。※1
米国では肝疾患および膵疾患の増加※2に伴い、疾患の早期発見、診断の精度向上、そして身体への負担が大きい治療を避けることを支援するために、高度なEUS技術の重要性がますます高まっています。これらの技術は、より効率的で患者さん中心の医療の実現に貢献することが期待されます。※3,4
消化管、肝臓、または膵臓の疾患が疑われる患者さんにとって、早期かつ正確な診断は極めて重要です。しかし、これらの疾患は、構造が複雑で評価が難しい場合があり、また疾患の初期段階では変化がわずかなことが多く、従来の画像診断だけでは検出が困難な場合があります。EUSは、消化管の内側から周囲の臓器や組織の状態を高精細に映し出すことで、こうした課題解決を支援します。
先進的な超音波画像技術を搭載した「Aplio i800 EUS」は、消化管、肝臓、膵臓の疾患に対する、医師の診断や判断をサポートします。高精細な画像と数値で示されるデータを提供することで、一連の EUSの流れの中で、医師がより信頼性の高い診断を行えるよう設計されています。
Aplio i800 EUSの特徴
先進的な画像技術とワークフローへの柔軟な対応を兼ね備えた「Aplio i800 EUS」は、高精細な画像表示、臨床的に検証された画像診断ツール、そしてさまざまな手技に対応できる設計を備えています。これにより、消化管、肝臓、膵臓の検査において、より正確な判断と効率的な意思決定を支援します。画像診断ツールには、SWE(Shear Wave Elastography)※5、ATI(Attenuation Imaging)※6、SMI(Superb Micro-vascular Imaging)※7、Smart 3D※8などの画像診断ツールが含まれます。
オリンパス 消化器内視鏡ソリューション事業 バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー ミケル・アンヘル・ガルシア コメント
「米国の医療従事者の皆さまに、この最先端の診断技術を提供できることを大変うれしく思います。『Aplio i800 EUS』は、当社の超音波内視鏡ポートフォリオの機能をさらに高め、肝胆膵領域において、効率的なワークフローと、より信頼性の高い診断を医療従事者の皆さまが行えるよう支援します。キヤノンとの協業は、進化する臨床ニーズに対応し、内視鏡を活用した医療の可能性をさらに広げるためのイノベーションへの継続的な取り組みを示しています。」
Canon Medical Systems USA 超音波・X線事業部 バイスプレジデント ジョン・セロビッチ氏 コメント
「診断用画像技術は当社事業の中核を担っており、『Made for Life』という経営理念を象徴するスローガンと、すべてのいのちを守る医療に貢献するという使命に基づいています。診断用超音波における当社の長年の取り組みは、疾患の早期発見と、より高い精度での診断を可能にする革新的な技術の開発につながってきました。オリンパスとの協業は、EUSの未来をともに切り拓いていくうえで、大きな前進となります。」
※1
AcuityMD, EUS Procedure Volumes, U.S., Jan 2018–Dec 2023. Accessed April 2026.
※2
Cancer Facts & Figures, 2025. Cancer.org. Published June 2025. Accessed July 7, 2025. https://www.cancer.org/content/dam/cancer-org/research/cancer-facts-and-statistics/annual-cancer-facts-and-figures/2025/2025-cancer-facts-and-figures-acs.pdf
※3
Yang P et al. EUS guided tissue acquisition… decreasing the need for invasive diagnostic procedures. Journal of Clinical and Experimental Gastroenterology. 2024;3(1):16–20.
※4
Friedberg SR, Lachter J. Endoscopic ultrasound: Current roles and future directions. World Journal of Gastrointestinal Endoscopy. 2017;9(10):499–505.
※5
組織の硬さを数値やカラーマップで表示する技術のため、より客観的な硬さの評価をサポートします。
※6
減衰係数を定量化することで脂肪肝の評価をサポートします。
※7
動きによるアーチファクトを抑えつつ、低流速の微小血流の描出を可能にします。
※8
通常の検査で用いる断層像用のプローブを当てながら動かすことで、高価な専用プローブを用いることなく3D画像を構成して表示します。
オリンパスについて
オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発見、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療水準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにLinkedInアカウント
をご覧ください。
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