白山市鶴来日詰町の金劔宮(きんけんぐう)の秋季祭「ほうらい祭り」は4日、2日間の日程で始まり、神輿(みこし)や高さ約5㍍の「造り物」、獅子舞が鶴来のまちなかを威勢よく練り歩いた。造り物を担いだ青年団員は「ヨーホーライ」と伝統の掛け声を響かせ、見物客を沸かせた。
今年の造り物は「安倍晴明」(清沢町)「明智光秀」(日詰町、下東町)「天下の大将軍」(朝日町)「金剛力士 阿形」(南風会=今町、上東町、本町1丁目)「妖狐 妲己」(二三四会=本町2、3、4丁目)「竹中半兵衛 重治」(新町)の6体で、各地区の青年団員らが約1カ月半かけて制作した。獅子舞は菊獅子(四町=古町、大国町、水戸町、大国西町)と魁(さきがけ)獅子(知守町)が登場した。
巡行は正午の花火を合図に金劔宮を出発。初老会員が担ぐ神輿を先頭に、祭り歌を歌って五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願った。鶴来地区町会長協議会長の塚本敦範さんは「雨の中でも、祭りの熱気は例年と変わらず盛り上がっている」と話した。
無料休憩所「横町うらら館」では、鶴来高地域探究会の生徒が祭りの由来や鶴来の町並みを紹介した。
ほうらい祭りは800年以上の歴史があるとされ、市無形民俗文化財に指定されている。神輿や造り物は5日も正午から巡行し、夜に金劔宮に戻る。
