世界中の県人会 富山集合 150人参加 初の大会 次世代継承など宣言

紹介されて起立し拍手を受けるブラジル県人会の参加者ら=富山市の富山国際会議場で

 世界と国内の各地に住む富山県ゆかりの人々が一堂に会する「富山県人会世界大会」が26〜28日、県内で初めて開かれている。日系移民の多い南米からも県人会が来県、故郷を訪れるなどして交流を深める。(飯塚大輝)

 海外には17の県人会がある。特に多くの日本人が移民した南米ではブラジル県人会に433世帯、アルゼンチン県人会に300人の会員がいる。2022年には県の南米訪問団が現地の県人会と交流し、世界大会開催の要望を受けた。そこで県は、国内外の県人会とのつながりを深め、文化的、経済的な交流につなげようと世界大会を企画した。

 今回の大会には海外15、国内7の県人会から約150人が参加。27日には富山市の富山国際会議場で記念式典があり、新田八朗知事が「県の魅力を感じ、交流を深めてもらい、関係人口の一員として互いに応援しあう関係を築きたい」とあいさつした。

 各地の県人会では会員の高齢化や減少が課題になっている。大会では、各地で富山を感じながら暮らせる環境づくり、県の魅力の国内外への発信、県人会の次世代への継承を誓う大会宣言を採択した。

 ブラジルの最大都市サンパウロから参加した、父方の祖父が富山県出身の池田なおみベアトリスさん(32)は「富山は初めて来たが、思っていたより大きな街で驚いた。大会で富山県人が世界中にいることを知ることができて良かった」と話した。

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