【画像36枚】BENDA「Napoleonbob 250」国内初導入車を撮影!

まるでフルカスタム車。細部まで貫かれたデザインへの執念

このサスペンションは、一般的なテレスコピックフォークをスライドチューブのように活用し、リンクを介してショックアブソーバーが減衰力を発生させるという特異な構造を持つ。機構的なメリットは未知数ながら、そのデザイン性は抜群で、リンク機構の動きを眺めているだけでも飽きない。真鍮を思わせるダイヤルで減衰力調整も可能だ。

リヤサスペンションも負けてはいない。一見するとリジッドフレーム(サス無し)に見えるアームの内部に、左右2本のショックユニットを巧みに仕込んでいる。デザインのために複雑なリンク構造を採用しており、そのこだわりには驚かされる。

心臓部である水冷V型2気筒エンジンも、シリンダーの造形やヘッド部分の着色など、見せることを強く意識したデザインが施されている。艶やかな深緑の燃料タンクは塗装の質感も非常に高く、短い一人乗り専用のサドルシートや、極端に切り詰められた前後フェンダー、ブロックパターンの太いタイヤなど、どこを切り取っても絵になる佇まいだ。

跨って電源を入れると、円形のTFTディスプレイがライダーを迎える。アナログ時計のようでもあり、スチームパンク的でもあるこのメーターは、速度を針で、回転数を内側を移動する小さな玉で表現。背景には歯車が回転する様子が映し出され、世界観の演出に一役買っている。

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