産み落とした赤ちゃんを殺害して遺棄した罪に問われている女の裁判員裁判で、検察側は懲役6年を求刑しました。
【写真を見る】「赤ちゃんを殺害した動機はあまりに身勝手」 検察が女に懲役6年求刑 乳児殺害し寺に遺棄
殺人と死体遺棄の罪に問われているのは、山梨県甲州市の元会計年度任用職員、須山真衣被告(34)です。
須山被告はおととし11月、勤務先のトイレで出産した女の赤ちゃんの口元を手でふさいで殺害し、自身の父親が住職を務める寺の境内に埋めたとされます。
22日の甲府地裁での裁判で、検察側は須山被告が「赤ちゃんがいなければ、実家での生活や仕事が続けられる」と考えたと指摘。
「自分本位の考えで、赤ちゃんを殺害した動機はあまりに身勝手」だとして、懲役6年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告はADHD=注意欠陥・多動症で犯行に一定程度影響があった」と主張し、社会福祉士のもとで更生支援を受けることを約束しているとして、寛大な判決を求めました。
最終陳述で、須山被告は「死なせた赤ちゃんのためにも、まともで偽りのない人生を送ることを誓います」と述べました。判決は30日に言い渡されます。
