海難救助 漁師ら4人に感謝状 富来漁港沖合の2件で金沢海保

救助活動に当たり、感謝状を受け取った4人=志賀町西海風戸で

 金沢海上保安部は12日、志賀町西海風戸の県漁協西海支所で、志賀町の富来漁港沖合で8月に起きた2件の海難救助に携わった地元漁師ら4人に感謝状を贈った。

 受け取ったのは、県漁協職員の本多秀樹さん(56)のほか、いずれも漁師の犬山悟志さん(49)と竹下宏明さん(41)、西海丸定置社員の橋場郁弥さん(27)。

 海保によると、犬山さんは8月9日、プロペラにロープが絡まって航行不能となった小型船舶にいた男子小学生を含む5人を救助。竹下さんと橋場さんは同13日、ゴムボートの船外機が故障し、強風の影響で岸から沖に約2キロ流された男性2人を救った。本多さんは両事案で同部からの連絡を受けて、出動可能な漁師を調整して、救助を依頼するなどして協力した。

 犬山さんは「深夜で雨が降り、風もあった最悪な状況」と当時の状況を振り返り、「海に出れば助けることもあれば、助けられることもある。困ったときはお互いさま」と話した。(染谷明良)

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