水戸の夏の風物詩、「水戸黄門まつり」が3日夜まで開催され、熱中症などの対策に重点を置きながら豪華絢爛な山車が街を練り歩きました。

水戸藩の2代藩主、徳川光圀にちなんだ「水戸黄門まつり」は、60年以上前から続く夏の風物詩です。

県内にも接近した台風9号の影響が心配されたため例年、会場に飾られるちょうちんなどは撤去されたものの、3日夜までの2日間、予定どおり行われました。

2日の夜は市内中心部の国道で豪華絢爛な山車の練り歩きが行われたほか、水戸伝統の「水府提灯」の行列も披露され、見る人を楽しませていました。

ことしは熱中症対策に重点が置かれ、会場に用意された冷房が効いたバスやミストも浴びられる扇風機を多くの人が涼んでいました。

さらに開催の5日前に市内中心部で発生した6人が重軽傷を負った切りつけ事件を受け、警備体制が強化されました。

市内の40代の女性は「楽しみにしていたので事件があったことは気がかりでしたが、無事に開催されて良かったです。子どもにはこまめに水分をとらせました。ちょうちんがきれいで感動しました」と話していました。

実行委員会によりますと、ことしは2日間あわせ14万4000人が訪れたということで、委員会の会長を務める水戸観光コンベンション協会の綿引甚介会長は、「来年以降も安全に万全を期して開催したい」と話していました。