メキシコとEUに30%関税 トランプ氏が表明

米ホワイトハウスで閣議中に発言するドナルド・トランプ大統領(右、2025年7月8日撮影)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は12日、メキシコと欧州連合に対し、8月1日から30%の関税を課すと発表した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に書簡を掲載し、メキシコについては米国への違法薬物の流入を理由に、EUについては貿易不均衡を問題視して関税措置を正当化した。

トランプ氏の発表を受け、EUのウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長は「30%の関税は大西洋を越えた供給網を混乱させ、企業、消費者、患者に不利益をもたらす」と懸念を表明。

「われわれは8月1日までに合意に向けて引き続き努力する用意がある。同時に、必要に応じて相応の対抗措置を取るなど、EUの利益を守るためのあらゆる手段を講じる」と述べた。

一方のメキシコ政府は、今回の措置については、先週行われた米国との交渉中に通知されたとし、「交渉の場で(関税率が)不公平であり、同意できないと伝えた」ことを明らかにした。
【翻訳編集】AFPBB News