公開日時 2025年07月12日 16:03更新日時 2025年07月12日 16:46

万博来場者、大阪・兵庫が半数 近畿圏65%で偏り

 大阪・関西万博 来場者の地域別割合

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共同通信

 大阪・関西万博に国内から行った人をスマートフォンの位置情報を基に調べたところ、大阪府と兵庫県からの来場が51・3%を占めたことが12日分かった。近畿圏で65・1%になり、来場者が近隣に偏っていることが浮き彫りとなった。万博は13日で開幕3カ月の折り返しを迎え、盛り上がりを全国規模に波及できるかが課題になりそうだ。

 クロスロケーションズ(東京)がスマートフォンアプリから取得した位置情報データを分析し、4月13日~6月20日に会場に訪れた人の居住地の割合を都道府県別で推計した。万博会場で働くスタッフら関係者もデータに含まれており、観光客に絞れば関西圏の割合が下がる可能性がある。

 大阪府の37・9%が最も多く、次いで兵庫県の13・4%だった。東京都が7・4%で3番目に。愛知県の6・2%、京都府5・4%、神奈川県3・7%と続いた。

 近畿以外の地域別は関東が15・9%、北陸・中部は10・6%、中国2・7%、九州・沖縄2・6%、四国1・6%、北海道・東北1・5%だった。日本国際博覧会協会(万博協会)の幹部は地元での盛り上がりに手応えを示す一方、万博成功へ「全国的な関心の高まりが欠かせない」との認識を示した。

 万博の一般来場者は5日時点で931万人。1日当たりは4月の約8万3千人が、6月には約12万7千人と増加した。2005年愛知万博は最後の1カ月に来場者の約3割が集中しており、今回も終盤は1日20万人以上の来場を見込んでいる。万博の会期は10月13日まで。

 調査は国内を主な居住地とした人が対象で、インバウンド(訪日客)は含んでいない。万博協会によると海外からの来場者は全体の9・0%としている。

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