はらぺこライターの旅人間です。今回は、静岡市にあるちょっとユニークな“プラモニュメント”を紹介しましょう。
静岡市は、全国のプラモデル出荷額の8割以上を占める“プラモ王国”。そんな地場産業を活かして「模型の世界首都 静岡」を目指す取り組みが進められている。その一環として生まれたのが、「静岡市プラモデル化計画(The Shizuoka City Plastic Model Project)」だ。

このプロジェクトは、「もしもこの街がプラモデルだったら…?」という、遊び心あふれる発想から生まれたもの。官民が一体となって取り組む、”プラモデルの街” を体感できる地域創生プロジェクトとなっている。

静岡駅を中心に、市内のあちこちにプラモデル型のモニュメントが設置されていて、まるで街全体がひとつの巨大な模型のよう。歩いていると、思わず「これも!?」と驚くような場所に、突如プラモニュメントが現れる。
現在、市内に設置されているモニュメントは全部で15個。そのうち静岡市が設置したのは5つで、残る10個は民間によるものだという。行政と民間がそれぞれの形で参加しているのも、このプロジェクトのユニークなところだ。

そこで今回、静岡駅を中心に、ぶらり1時間ほど歩いてみた。その中で、私が個人的にいちばん心をつかまれたプラモニュメントを、ここで紹介しましょう。
それが「徳川家康公甲冑」である。

駿府城の城代橋にあり、高さ2.23メートル、幅2.2メートルの実物大『金陀美具足』のプラモニュメント。これは戦国武将好きにはたまらない。

この甲冑は、徳川家康公が、桶狭間の戦いの前哨戦となった大高城兵糧入れの時に着用したと伝わり、実物は国の重要文化財として久能山東照宮に所蔵されているそう。

兜、面頬、袖、籠手、胴……と、全身のパーツがそろっていて

まさに「徳川家康公出陣キット」です。

しかも、とってもリアル。

ちゃんと刀まで付いてます。

いやいや、これは面白い。歴史とプラモデルがこんな形で融合するなんて、さすが“模型の世界首都”。思わず写真を撮りたくなってしまいますね。

他にも、金庫の扉や郵便ポスト、公衆電話など、街なかには思わず二度見するようなプラモニュメントがいろいろあります。静岡駅を起点に1時間ほどぶらぶら歩けば、8〜10個くらいは見て回れるはず。
駅構内の観光案内所では専用マップも配布されているので、手に取って“プラモの街・静岡”を巡ってみてはいかがでしょうか。
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