ウクライナ、北東部の集落群に新たな避難勧告 ロシアの攻勢懸念受け

ウクライナ・スムイ州で、ロシアの攻撃後にがれきの中から救出された高齢女性を手当てする救急職員(2025年5月8日撮影)。(c)Handout/STATE EMERGENCY SERVICE OF UKRAINE/AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ウクライナは5月31日、ロシアとの国境に接する北東部スムイ州の11の集落の住民に新たな避難勧告を出した。ロシアが同州への地上攻撃を準備しているとの懸念が高まっているのを受けた措置だ。

ロシアはここ数週間で北東部の複数の集落を制圧したと主張しており、ウクライナによると、国境のロシア側には5万人以上の兵士が集結しているもよう。

スムイ州当局はSNSで、国境から約30キロ以内の11の集落を対象に、避難を指示したと発表した。「国境地帯への砲撃による民間人の生命への恒常的な脅威を考慮して決定された」としている。

国境警備隊の報道担当者、アンドリー・デムチェンコ氏は5月29日、ロシアがスムイへの「攻撃を試みる」準備をしていると話していた。同州では計213の集落が避難勧告の対象となっている。

ロシア国防省は31日、スムイ州の別の集落、ボドラーギを制圧したと発表した。
【翻訳編集】AFPBB News