公開日時 2025年05月19日 06:12更新日時 2025年05月19日 07:36

親欧州の首都市長勝利確実 ルーマニア大統領選

 ルーマニア大統領選の決選投票終了後、報道陣に話す首都ブカレストのダン市長=18日、ブカレスト(ゲッティ=共同)

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共同通信

 【ブカレスト共同】東欧ルーマニアで18日、やり直しとなった大統領選の決選投票が投開票された。暫定開票結果(開票率99%)によると、親欧州連合(EU)で中道の首都ブカレストのダン市長(55)が、EU懐疑派で野党の極右政党、ルーマニア人統一同盟のシミオン党首(38)に勝利することが確実となった。

 暫定開票結果によると、ダン氏が約54%、シミオン氏が約46%を得票。ダン氏は18日夜、支持者を前に「憎しみではなく、対話を望むルーマニア人のコミュニティーが勝利した」と述べ、国民に団結を呼びかけた。ブカレスト中心部の大通りは国旗や欧州旗を掲げて勝利を喜ぶ市民らで埋め尽くされた。

 一方、シミオン氏は「私が勝利した。新大統領は自分だ」と訴え、選挙結果を認めないとの主張を展開した。

 選挙は昨年11月、泡沫と目された極右で親ロシア派の無名候補、ジョルジェスク氏(63)が中国系動画投稿アプリTikTok(ティックトック)を駆使して予想外の首位に立った。ルーマニア情報機関はロシアによる選挙介入の疑いを指摘。憲法裁判所が無効を宣言し、異例の再実施となった。

 ダン氏はルーマニアの親EU、親北大西洋条約機構(NATO)路線を引き継ぐ方針で、米国との関係強化や隣国モルドバのEU加盟支援を訴えている。

 討論に臨んだルーマニア人統一同盟のシミオン党首(右)と首都ブカレストのダン市長=8日、ブカレスト(AP=共同)

 討論に臨んだルーマニア人統一同盟のシミオン党首(右)と首都ブカレストのダン市長=8日、ブカレスト(AP=共同)

 討論に臨んだルーマニア人統一同盟のシミオン党首(右)と首都ブカレストのダン市長=8日、ブカレスト(AP=共同)

 討論に臨んだルーマニア人統一同盟のシミオン党首(右)と首都ブカレストのダン市長=8日、ブカレスト(AP=共同)

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