フラワー長井線を運営する「山形鉄道」が、金融機関を装った自動音声の電話で口座から不正に資金が送金され、およそ1億円の被害に遭ったことを受けて県は、県と沿線の自治体2市2町が「山形鉄道」にあわせて5000万円を融資したことを明らかにしました。
フラワー長井線を運営する第三セクター「山形鉄道」は先月、「山形銀行」を装った法人向けネットバンキングの契約者情報の更新を求める自動音声の電話で偽のサイトに誘導され、IDやパスワードなどの契約者情報を入力するなどし、口座から不正に資金が送金される被害に遭いました。
県によりますと、被害額はおよそ1億円にのぼり、中には、老朽化した信号機を更新するための事業費が含まれていました。
県は先月27日、信号機を更新するための費用や当面の資金不足に対応するため、県と沿線の自治体2市2町が「山形鉄道」にあわせて5000万円を融資をしたことを明らかにしました。
山形鉄道は県などと連携して、利用の拡大やグッズの販売に取り組み、営業収入の増額を目指すということです。
3日の定例記者会見で吉村知事は「高校生の通学など地域住民にとって不可欠な路線。運行に支障がないよう県も一緒になって支援したい」と述べました。
