[ソウル 10日 ロイター] – 韓国軍は10日、北朝鮮が複数の弾道ミサイルを発射したと発表した。国防省当局者によると、射程距離300キロ以下の近距離弾道ミサイルとみられる。米国と韓国は同日、年次合同軍事演習を開始した。
韓国軍合同参謀本部は、ミサイルが午後1時50分ごろに黄海に向けて発射されたと明らかにした。軍は警戒・監視を強化しているという。1月のトランプ米大統領就任して以降、北朝鮮の弾道ミサイル発射は初めて。
米軍は声明で、北朝鮮によるミサイル発射を非難。北朝鮮に対し、違法かつ一段の不安定化を招く行為を控えるよう求めた。
米インド太平洋軍司令部は、今回の事態は米国や同盟国にとって差し迫った脅威ではないとした上で、今後も状況を監視すると述べた。
北朝鮮の国営メディアによると、同国外務省はこの日始まった米韓合同軍事演習について「危険な挑発行為」と非難した。 もっと見る
朝鮮半島有事を想定した定例の米韓合同軍事演習「フリーダムシールド」は20日まで行われる。ただ、韓国軍機が先週、北朝鮮に近い民間人居住地域に誤って爆弾を投下し、少なくとも29人が負傷したことを受け、実弾演習は見送られている。
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