ホワイトハウスは新設の「政府効率化省(DOGE)」のコスト削減ミッションとほぼ同義語となっているイーロン・マスク氏について、実際には同省職員ではないとの見解を示した。

  ニューメキシコ州など14州の司法長官は先週、マスク氏の政府での役職は上院で承認されたものではないため、同氏は権限を越えて行動しているとして訴訟を起こした。

  ホワイトハウスのフィッシャー総務局長はこの訴訟で政府が提出した宣誓供述書で、マスク氏は大統領の上級顧問であり「他のホワイトハウス上級顧問と比べて、より大きな権限を持っているわけではない」と述べた。

  フィッシャー氏は17日遅くに、マスク氏の役割はDOGEとは別物だと主張した。

Trump To Order Federal Job Cuts As Part Of Musk’s Downsizing

マスク氏とトランプ大統領

Photographer:Aaron Schwartz/CNP/Bloomberg

  こうした区別は、法的および実務的な意味合いがある。ホワイトハウス事務局における大統領の直接の顧問として、マスク氏の助言は行政特権によって保護される可能性が高い。

  フィッシャー氏は宣誓供述書で、「マスク氏には、政府の決定を自身で下す実際の権限も正式な権限もない。マスク氏は大統領に助言し、大統領の指令を伝えることしかできない」と記した。

原題:Musk Advises Trump But Doesn’t Work for DOGE, White House Says(抜粋)

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