シマノが展開するライフスタイル系コンポーネンツのCUESとESSAにドロップハンドル用モデルが登場。上位モデル譲りのレバーの握りやすさと、高耐久性と変速しやすさが魅力のコンポーネンツだ。
HOLLOWTECH IIを採用するFC-U6040 (c)シマノ
自転車用コンポーネンツブランドのリーディングカンパニー、シマノ。技術の粋を結集したレーシングパーツだけではなく、ライフスタイルカテゴリーとしてCUESやESSAというコンポーネンツも揃えたラインアップで、多様なサイクリストに寄り添い、自転車ライフの充実に貢献している。
CUESとESSAは日々の生活で自転車を重宝する方や、週末のレジャーなどで気軽に自転車を楽しむ方に適したシリーズとして登場。フラットバー向けのみ用意されていたラインアップにドロップハンドル用パーツが加わる。
フロントシングルにもHOLLOWTECH IIと2ピースクランクが用意されている (c)シマノ
CUESで用意されたのは油圧ディスクブレーキ/10-11速のU6000シリーズと、機械式ディスクブレーキ/9-10速のU3000シリーズだ。さらに20インチなどの小径車に対応するディレイラーとローターも登場している。
CUESコンポーネンツの共通コンセプトはシンプルで汎用的、そして耐久性に優れること。シンプルとは9速から11速までのコンポーネントを統合し、共通部品や互換部品を多くすることで、入手性や整備における融通の利きやすさを示しており、組み合わせ次第でどのようなライフスタイルにもマッチする汎用性の獲得も実現している。
ドロップバー用のデュアルコントロールレバー、ST-U6030 (c)シマノ
FD-U6030にはダイレクトマウントとバンドタイプが用意された (c)シマノ
耐久性という面ではLINKGLIDEというテクノロジーが大きく貢献している。シマノのレース用コンポーネンツはHYPERGLIDE(HG)というテクノロジーにより軽量性や洗練された変速性能を実現している。一方、今回採用されたLINKGLIDEではスプロケットなどの歯先を肉厚とすることで3倍もの高耐久性を実現。さらにスムーズかつ変速ショックが小さい操作感を実現している。
デュアルコントロールレバー”ST-U6030”は、ロード上位モデルのテクノロジーを踏襲。ブラケットフードからレバーまでの距離を短く設定し、レバー自体も指がかかりやすい形状とされており、手の小さい方でもコントロールしやすく作られていることが特徴だ。
中空のHOLLOWTECH IIが採用されている (c)シマノ
チェーンラインが2.5mm外側に位置している (c)シマノ
握りやすいレバー形状が採用される (c)シマノ
レバーの距離も近くなっている (c)シマノ
クランクセットは中空クランクのHOLLOETECH IIと2ピースクランクの2種類が用意され、それぞれフロントダブルとシングルが揃う。フロントシングル用のチェーンリング歯先にはDYNAMIC CHAIN ENGAGEMENT+という技術が採用されており、チェーン落ちのリスクを下げている。
フロントディレイラーは全てのCUESドロップハンドル仕様の段数に対応。トグルリンク構造が採用されているため、セットアップとケーブルテンション調整が行いやすいディレイラーを実現している。またワイドタイヤに対応するためチェーンラインが+2.5mmとされた。ダイレクトマウントとクランプバンドの2種類が用意されている。
BR-U6030 – フラットマウント油圧ディスクブレーキキャリパー (c)シマノ
160mmに最適化したキャリパーデザインとされている (c)シマノ
油圧ディスクブレーキキャリパーは160mmローターに特化した設計が採用され、アダプターなしで装着できるフラットマウント仕様だ。軽量かつ制動力が安定する2ピストン使用とされている。
機械式ディスクブレーキ仕様のコンポーネンツは9-10速仕様が採用された。U3000シリーズにはフロントダブルのST-U3030と、フロントシングル用ブレーキレバーのBL-U3030-Lが用意されている。どちらも握りやすさが特徴で、BL-U3030-LはNEW SUPER SHIMANO LINER RESPONSEに対応している。
RD-U4010-SSとSMーRT26-SS (c)シマノ
ショートケージによってクリアランスを確保している (c)シマノ
同時に登場したRD-U4010-SSは10速、9速対応のショートケージタイプ・リアディレイラー。SHADOWデザインも採用されているこのモデルは、通常のCUESリアディレイラーより30%も地上からのクリアランスとタイヤクリアランスを確保しているため、小径車などにも使用可能だ。また、6ボルト仕様のディスクブレーキローター(140mm)もラインアップされる。
CUESに次ぐ8速コンポーネンツESSAにもドロップハンドル対応モデル登場
機械式ディスクブレーキ用のESSA U2030シリーズも登場 (c)シマノ
気軽にスポーツサイクリングを楽しみたい方に向けたドライブトレインのESSA。先述したCUESには含まれない8速コンポーネンツであり、フィットネスとして自転車を楽しみたい方にマッチするモデルだ。
ESSAもフラットバー用のみの展開だったが、CUES同様にドロップバー用コンポーネンツが追加される。ESSAはHYPERGLIDEプラットフォームに基づいた設計が行われており、コンポーネント選びの煩雑さを解消している。
ラインアップはデュアルコントロールレバーのST-U2030と、フロントシングル用ブレーキレバーのBL-U2030-L、HGかセットスプロケットのCS-HG300(8速)の3種類だ。各モデルのサイズなどは下記一覧をチェックしてもらいたい。
