熊本市中央区の雑居ビルで昨年5月、全身を布で巻かれた女性(当時29歳)の遺体が見つかった事件から29日で1年となった。何か伝えられないか。事件を取材した記者2人が現場を歩くと、事件の風化は進んでいたが、防犯意識は少なからず高まっているとも感じた。(石原圭介、中村由加里)
現場となった雑居ビル付近の並木坂(25日未明) 女性は昨年5月29日夜、ビル7階の空きテナントで見つかった。県警は同8月、ビルのエレベーターを保守点検する会社の社員で、事件後に自殺した男(当時31歳)を殺人と死体遺棄容疑で書類送検した。熊本地検は同11月に容疑者死亡で不起訴とした。
今月25日未明、熊本市中心部の上通アーケードに近い現場を歩いた。古本屋や飲食店などが並ぶ並木坂と呼ばれる通りに雑居ビルはある。1年前は入り口にブルーシートと規制線が張られていたが、今は重々しい雰囲気はない。 割れていたビルの電球は新しい照明器具になっていた。当時はなかった防犯カメラも設置された。7階テナントは今も空いたままのようだった。 上通商栄会の田原誠也会長(58)は「以前から定期的なパトロールや防犯カメラの設置に取り組んでおり、安全安心な商店街のため、今後も防犯活動を続けていく」と話した。 1 2 3
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