熊本県の川辺川で国が計画する流水型ダムについて、水没予定地がある同県五木村の木下丈二村長がダム建設を容認する考えを表明したことを巡り、計画に反対する住民たちが17日、村に抗議文を提出した。「ダムは百害あって一利なしの迷惑施設」とし、受け入れの撤回を求めている。
抗議文を提出する黒木さん(右) 木下村長は4月21日、村民集会の中で「ダムを前提とした村づくりに向けて新たなスタートラインに立つべきだ」と述べ、ダムを前提とした振興に取り組む考えを表明した。
村民有志による抗議文では、受け入れについて「事前に村民に諮り、時間をかけて審議し、その村民の話し合いの結果を踏まえて、判断すべきもの」と主張。振興策についても国・県はダム建設の是非に関わりなく責任を持ってあたるべきだとしている。 村役場を訪れた住民代表の黒木晴代さん(67)は「ダム容認は村民全員の意思ではない。村の歴史・文化を消さないでほしい」と述べた。抗議文を受け取った村ダム対策課の土肥整二課長は「思いも含めて村長に伝える」とした。
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