衆参両院の正副議長と各党・会派の代表者らは17日、安定的な皇位継承に関する与野党協議の初会合を衆院議長公邸で開いた。政府の有識者会議が皇族数の確保に向けて2021年に示した〈1〉皇族女子が結婚後も身分を保持〈2〉旧宮家の男系男子が養子縁組で皇籍に復帰――の2案を軸に、意見集約が進む見通しだ。安定的な皇位継承を巡る与野党協議に臨む各党・会派の代表ら(17日午後、東京都千代田区の衆院議長公邸で)=杉本昌大撮影安定的な皇位継承を巡る与野党協議に臨む各党・会派の代表ら(17日午後、東京都千代田区の衆院議長公邸で)=杉本昌大撮影 自民党の麻生副総裁や立憲民主党の野田佳彦・元首相らが出席し、林官房長官も同席した。各党が意見表明し、自民、公明両党は皇族女子が結婚後に身分を保持する場合も、配偶者や子に皇族の身分を付与しないことが適切との考えを示した。〈2〉については、自民、公明、日本維新の会、国民民主の各党が賛成し、立民は慎重な検討を求めた。

 額賀衆院議長は会合後、記者会見で「可能な限り、今国会中の意見のとりまとめを目標に力を尽くしていきたい」と述べた。会合は今後、週1回開催する。