今年復活したぽてちゅう=葉棚さん提供 沖縄本島から東に約360キロの太平洋に浮かぶ北大東島(沖縄県北大東村)で、特産のジャガイモとタイ米を使った焼酎「ぽてちゅう」が4年ぶりに復活した。北海道の醸造所に造り方を学んで9年前に誕生したが、原料不足などで生産が途絶えていた。沖縄の本土復帰(1972年5月15日)から52年となった今年、コロナ禍を経た島の再興に向けた特産品として、夏以降に販売が本格化する予定だ。(横山潤)
ぽてちゅうに使うジャガイモを機械を使って収穫する名嘉さんら(沖縄県北大東村で)「観光誘客にも」
「復活する日を心待ちにしていた。ジャガイモとタイ米を使った焼酎は他になく、島の名産として全国に羽ばたいてほしい」。真っ青な空の下、同島の農家、
名嘉理(なかおさむ)
さん(58)が、赤土の大地から収穫したばかりのジャガイモを見つめながら笑顔を見せた。
北大東島でジャガイモの生産が始まったのは約30年前。暮らしを支えるサトウキビが不作となったのがきっかけだ。全国で最も早く収穫でき、中身がぎっしりと詰まったみずみずしい味わいのジャガイモが育つ。出荷量は県産の約1割を占め、沖縄本島をはじめ、県外の大手スーパーなどにも並ぶようになった。約10戸の農家が生産を支える。 ぽてちゅうは今年2月に復活し、商品の確保にもめどがついてきた。このため、村は特産としてPRすることを目的に近く、ふるさと納税の返礼品としてのラインアップを増やす方針だ。 「ぽてちゅうが、全国の皆さんに北大東を知ってもらうきっかけになればうれしい。島の産業として成長、定着すれば住む人も増えるし、観光誘客にもつながる」。鬼塚三典村長はこう期待する。 1 2
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