小野薬品工業は30日、米バイオ医薬品企業、デシフェラ・ファーマシューティカルズを買収すると発表した。買収額は24億ドル(約3760億円)と小野薬品としては過去最大で、米企業の買収は初となる。主力のがん免疫治療薬「オプジーボ」や糖尿病治療薬の特許切れを見越し、経営基盤の強化を図る。
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デシフェラは2003年に設立され、23年12月期の連結売上高は1億6335万ドル(約256億円)。消化管壁の悪性腫瘍の治療薬が40か国以上で承認されるなど、がん向けの医薬品開発に強みがある。米ナスダック市場に上場しており、小野薬品は株式公開買い付け(TOB)で9月末までに全株式を取得する方針。
小野薬品はオプジーボの特許が28年に米国、31年に日本で切れるなど、数年内に主要な治療薬が特許切れを迎える。
オンラインで記者会見した相良
暁
(
ぎょう
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会長は「買収でグローバルでのプレゼンス(存在感)が向上できる」と述べた。
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