【エルサレム=中西賢司】パレスチナ自治区ガザの停戦交渉をめぐり、イスラエル政府は26日、イスラム主義組織ハマスとの仲介を担うエジプトの代表団とイスラエルで協議した。米ニュースサイトのアクシオスによると、イスラエル側はハマスに「最後の機会」を与えるとし、交渉が進展しなければガザ最南部ラファへの地上侵攻に踏み切る考えを示したという。
米英独仏など18か国首脳、ハマスに人質解放求める共同声明…「交渉が長期的な即時停戦もたらす」
紛争のさなか、ガザ地区南部のラファにある墓を訪れた男性(26日)=ロイター AP通信によると、協議では、ハマスが連れ去った人質とイスラエルが収監する囚人の交換人数などが焦点となった。ロイター通信は協議筋の話として、イスラエル側は最初の段階で解放を要求する人質を40人から33人に引き下げ、解放と引き換えに短期間の戦闘停止に応じる姿勢を示したと報じた。
中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラによると、ハマス幹部は27日の声明で、イスラエル側の条件を詳しく検討した上で回答すると述べた。ハマスは恒久停戦とイスラエル軍のガザからの完全撤退を求める姿勢を堅持しており、交渉は難航している。
イスラエル軍はガザ最南部のラファ周辺に戦車や装甲車を集結させ、侵攻準備を進めている。
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