政府は26日、昨年創設を決めた1兆円規模の「宇宙戦略基金」の運用方法を定めた基本方針などを発表した。2030年代前半までに民間を含め年30機のロケットを打ち上げるなどの目標を掲げ、基金で支援する22の研究開発テーマを盛り込んだ。基金を運用する宇宙航空研究開発機構(JAXA)が7月頃から、研究に取り組む企業や大学などを公募する。JAXAのロゴJAXAのロゴ 主なテーマは、多数の人工衛星を連携させる通信網構築の加速化(支援額950億円)、民間宇宙船の実用化につながる技術の開発(同155億円)、月の水資源探査に向けた衛星の開発(同64億円)など。技術成熟度に応じて、経費の50%から全額を補助する。

 JAXAは今年4月、基金の運用を担当する40人規模のチームを発足させた。今後、公募の審査に向け、研究計画を管理・統括する「プログラムディレクター」を外部の有識者から選ぶ。

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