北海道旭川市は23日、市科学館で行われた発火の仕組みを学ぶ「サイエンスショー」の最中にアクリル製の筒が破裂し、観覧していた子ども3人と大人1人の計4人が顔や胸、膝などにけがをする事故があったと発表した。いずれも軽傷という。市は安全にできることが確認されるまで火を扱う実験を中止する。
発表によると、20日に行われた実験で、ティッシュを詰めたアクリル製の筒(外径2・6センチ、長さ50センチ)内の空気を圧縮して温度を上昇させることで火をおこそうとしたが、うまくいかなかった。このため、濃硝酸と濃硫酸の混合液を綿にしみこませた「フラッシュコットン」に詰め替えて圧力をかけたところ、アクリル製の筒が破裂。飛び散った破片が当たった女児や男児(いずれも10歳)、保護者らが打撲や切り傷を負った。会場では親子ら54人が観覧していた。
ショーは今月、会計年度任用職員として採用された60歳代の男性が担当。市によると、男性はアシスタント経験はあったがメインでショーに出るのは初めてだった。 23日に記者会見した市教育委員会社会教育部の佐藤弘康部長は「被害に遭われた方、当日観覧されていた方々や科学館利用者におわび申し上げます」と陳謝した。
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