九州地区予選に向け打撃練習で汗を流す選手たち(19日、宮崎市で)九州地区予選に向け打撃練習で汗を流す選手たち(19日、宮崎市で) 第95回都市対抗野球大会の南九州1次予選で、宮崎県勢の宮崎梅田学園が優勝し、来月25日から沖縄県で開かれる九州地区予選進出を決めた。今季はベテラン選手が退団するなか、新人5選手が加入。若い戦力が加わったチームは2年ぶりとなる都市対抗野球本大会出場を目指している。(山畑壮起)

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 宮崎梅田学園の硬式野球部は2006年に誕生。選手たちは自動車学校の職員として、社業の教習などの業務に当たりながら、空いた時間に宮崎市を拠点に練習に励む。都市対抗野球本大会には19年、22年に出場したが、ともに初戦で敗れた。前回23年は九州地区予選の第2代表決定戦で西部ガスに敗れ、あと一歩で本大会出場を逃した。 南九州1次予選は13、14日、鹿児島県であり、新海屋(宮崎)と鹿児島ドリームウェーブ(鹿児島)に勝って九州地区予選進出を決めた。 自動車学校では都市対抗の予選に向け大切な時期の2~3月が繁忙期にあたり、その間、チームは全体練習ができず、選手たちは個人で練習に打ち込んできた。高田昌宏監督(47)は「選手たちは言い訳をせず、与えられた環境でどう結果を出すか考えて取り組んでいる」と話す。 チームが目指すのは守りからリズムをつくり、泥臭く1点を取る野球。「長打を期待できる選手が少ないので、選手たちは犠牲心を持ってつなぐ野球ができている」(高田監督)といい、ショートを守る武者壮輝主将(25)は「一つでも先の塁に進めるチームバッティングで、泥臭く1点を取っていきたい」と意気込む。 150キロ超のストレートと多彩な変化球を操る松原孝成投手(29)は、2年前の都市対抗野球本大会で先発したが、チームは敗戦。「あの舞台で借りを返さないといけない」と闘争心を燃やす。若い選手の加入もあり、選手の平均年齢は24歳ほどと若返った。富士大から加わった宮崎市出身の内野手、吉田友哉選手(22)は「新人らしくはつらつとしたプレーでチームを引っ張っていきたい」と語る。 高田監督は「(九州地区予選は)初戦で勢いに乗れるかが重要。積極性をもってやっていきたい」と話す。

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