「正丸トンネル」掘削工事の様子(1967~69年頃)=いずれも西武鉄道提供 東京と秩父地域を結ぶ西武秩父線の開通から10月14日で55年となるのを記念して、運行する西武鉄道は記念キャンペーンを開始した。秩父地方の住民生活や観光の要となっている路線の歩みを振り返り、沿線自治体と協力して各種イベントを来年3月末まで実施する方針だ。
1969年、開業した西武秩父駅前に集まる市民 西武秩父線は、吾野駅(飯能市)が終点だった西武池袋線を西武秩父駅まで延伸した19キロの路線。当時の私鉄では最長とされた正丸トンネル(4・8キロ)の掘削工事などを行い、1969年10月に営業を開始した。 当時、東京―秩父間の移動には、国鉄と私鉄を乗り換えて約3時間かかっていた。西武秩父線の開通後、同区間の移動時間は最短で83分に短縮された。セメントの主原料となる石灰岩を秩父から東京へ運ぶのにも使われ、日本の高度成長を支える役割を果たした。 この開通を記念したキャンペーンの第1弾として、秩父市を舞台にした人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のオリジナルクリアファイルを景品にしたスタンプラリーが開催されている。同社は今後、ウォーキングイベントや観光列車「旅するレストラン 52席の至福」の記念運行などを実施する予定だ。
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