31歳。ユニホーム姿は球児と見まごうほどで、穏やかに話す。今春の選抜高校野球大会で初出場した熊本国府の山田祐揮監督には、「厳しさ」をイメージしがちな高校野球の指導者像とは異なる印象を持った。
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選抜高校野球大会で近江にサヨナラ勝ちし、歓喜する熊本国府の選手たち(3月18日)=後藤嘉信撮影 山田監督は3年前に就任。休養日や練習後に、中学生の大会や野球塾に通い、選手を探す。「休みは年末年始くらい」という。
野田希主将は中学3年時、強豪校に進むつもりで山田監督に断りの連絡をしたところ、山田監督から「君なら(その高校でも)十分やれる。応援するよ」と逆に励まされた。胸を打たれ、熊本国府に決めたという。「目や表情から、この監督なら甲子園に連れていってくれると感じた」とも話す。 練習では8割を守備に割く。時には監督自ら捕手の防具を着けて、選手と同じ目線で白球を追う。 甲子園の初戦は守り勝ったが、2回戦で大会屈指の右腕を攻略できず敗退。山田監督は「1打席目から対応できる集中力と技術を身に付けさせたい」と語った。球児の心に響く指導で、夏への成長が楽しみだ。(古島弘章)
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