北九州市小倉北区の中心市街地で20日午前に起きた火災。周辺では
旦過(たんが)
市場一帯が2度の大規模火災に見舞われ、今年1月にも飲食店街などが焼けた。火事は当初のわずかな煙から激しい黒煙に変わり、市民らは度重なる火災に肩を落とした。(牟田口洸介)
黒煙を上げる建物 同区魚町で火災という119番があったのは20日午前9時5分頃だった。すぐに取材に向かい、約15分後に到着した時には店舗と店舗の間からうっすらと白い煙が上がっているだけだった。
既に消防隊員が駆けつけており、建物内に入ったり、屋上に上ったりして煙が出ている場所を探していた。周囲には規制線が張られ、近くの店舗関係者らが心配そうに見つめていたが、炎は確認できなかった。 状況が大きく変わったのは、午前9時40分頃。突然、建物の屋根などから白煙が勢いよく上がり、次第に黒煙に変わった。消防隊員らは慌てた様子でホースを伸ばして放水活動を開始したが、建物は黒煙に包まれていった。消防隊員らは、延焼を食い止めようと付近の建物にも水をかけていた。
約100メートルほど離れた商店街「魚町銀天街」周辺は週末の買い物客でにぎわい、警察官らが離れるように誘導。アーケードには一時、煙が充満し、シャッターを下ろして営業を休止する店もあった。 約150メートル離れた旦過市場一帯では2022年4、8月に2度の大規模火災が発生。今年1月の火災では、魚町銀天街の一部店舗や飲食店街「鳥町食道街」の店舗が焼損した。 魚町銀天街で呉服店を営む男性(67)は「着物に火災の臭いがつかないように空気清浄機をフル稼働しているが、本当に困った。もう火を出さないようにみんな努力しているのに、どうしてこんなに火災が続くのか」と落胆した。 消火活動を見守った魚町商店街振興組合の梯輝元・理事長(64)は「ようやく1月火災のがれき撤去が始まったところだったのに非常に残念だ。とにかく被害が最小限に収まってほしい」と話した。
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