タイ政府が煙害による大気汚染の抑制に動き出した。一部地域は世界有数の粉じん量を記録しており、焼き畑規制や人工降雨で対策する。観光業のために青い空を取り戻すだけではない。政治的な思惑も今回の政策には見え隠れする。

タイ政府は9日、煙害対策本部を設置すると発表した。軍は北部に人工降雨専用の航空機を配備。ヨウ化銀などの化学物質を雲に散布する「クラウド・シーディング」と呼ばれる技術を生かし、北部地域の一…