天皇皇后両陛下は26日午前、車で高知市の中心部に入られました。
両陛下を一目見ようと沿道には多くの人の姿がー。
■ 沿道の人
「感動しました。光栄です、出会えて」
「良い朝にできた」
「ちょうど雨やったけども良かった。雅子さまが見えた」
「元気でね、日本の象徴として、いつまでもいてほしい」
両陛下は26日は県内の文化施設を御訪問されました。
高知市のオーテピアでは、障害のある人のために本を点字に翻訳したり音訳したりしているボランティアの人たちとふれあい、実際に牧野富太郎の音訳をお聞きになられました。
また、両陛下は、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の朗読劇を行うために学習を続けている、県立盲学校の生徒たちと交流され、点字や触図で描かれた絵本に実際に触れられる場面もありました。
■皇后さま
「とてもよく分かりますね」
■県立盲学校の男子生徒
「点字の図を触ってくれて、最後は劇がんばってねと言ってくれました」
午後には、いの町の紙の博物館を御訪問されました。
まず、土佐和紙についてコウゾ・ミツマタ・雁皮など、原料となる植物によって紙質が異なるという説明を受けられました。
また、よさこい高知文化祭の事業の1つ、第13回高知国際版画トリエンナーレ展をご覧になられた両陛下は、入賞者と交流されました。
入賞者が版画を作る際の彫刻の説明をすると、何かを懐かしむご様子だったということです。
■入賞作 作者
「お二人で工作でやったよねってお二人でお顔を見合わせておいでた所がとても印象的でした」
高知ご訪問の最後に両陛下は、高知市の県立美術館で第30回県障害者美術展=スピリットアート展をご覧になられました。
2026年は書道や工芸・絵画などの入賞作品231点が展示されていて、このうち、書道で特選に輝いた近藤可連さんと交流されました。近藤さんが4時間かけて書き上げたことを説明するとー。
■天皇陛下
「素晴らしい作品ですね。ずいぶん時間をかけて」
近藤さんは大好きな動物や自然を見てリラックスした気持ちで作品を制作していると伝えていました。
また、両陛下は2025年、国際アートアワードで、企業賞を受賞した、高知県在住のアーティスト内園明日美さんの作品をご覧になられました。
どういう方法で描いたのかをたずねられた内園さんが「360色のペンを使っている」と答えると、両陛下は驚かれた様子だったということです。
よさこい高知文化祭2026にあわせて9年ぶりに高知県を訪問し文化・芸術分野で活動する人たちと交流された天皇皇后両陛下。
今夜、特別機で高知を出発されます。
