北陸放送
3月に石川県白山市の鳥越地区で発生した大規模な地滑りで、さらに深い層でも地すべりの可能性があることが判明しました。当初の想定よりも本格復旧工事の長期にわたるおそれがあります。
【写真を見る】大規模な地滑りでふもとの高齢者施設の入居者は半年以上戻れないまま 地表から30メートル深い地点でも地すべりの可能性があり復旧工事はさらに長期化か 石川・白山市
白山市河合町では3月、幅100メートル、長さ200メートルにわたって地滑りが発生し、現場周辺では今も避難指示が解除されず、ふもとの高齢者施設の入居者らが戻れないままです。
23日に開かれた3回目の対策会議では、県が7月から実施してきた現地調査の結果が報告されました。
それによりますと、3月に発生した地滑りでは、地表からおよそ10メートルの浅い位置にある面が動きましたが、地表からおよそ30メートルの深い地点でも、ずれる可能性があることが新たに判明しました。
このため、さらに大規模な工事が必要となり、本復旧の工期が延びることが想定されます。
■県「避難解除を望む声があることは重々承知」
石川県・由谷倫也参事(農林担当)「避難解除を望む声があることは重々承知している、なるべく早くしたい」
県は、地下水を抜いて地すべりを抑える工事を2027年度に始め、さらに3年後をめどに杭などを打ち地盤を固定する工事に着手したい考えです。
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