
現地時間2026年10月17日、ベティス対バルセロナ 試合中のバルセロナのヤマル(左)とフリック監督(AP)
<スペインリーグ:ベティス2-5バルセロナ>◇17日◇第9節◇セビリア
バルセロナのフリック監督(61)がベティス戦後、「ラミンは今、私にとって世界最高の選手だ」と勝利の立役者になったスペイン代表FWヤマルを称賛した。
バルセロナは17日にアウェーで行われたスペインリーグ第9節で3位ベティスと対戦した。試合開始からボールをキープし、前半10分にヤマルのゴール左上隅に突き刺すコントロールショットで先制する。
その後に反撃を受け、前半27分にバレンティン・ゴメスのヘディングシュートで同点にされるも、後半41分にCKをロドリが頭で合わせて再びリードを奪うと、後半6分にヤマルのアシストからガブリエウ・ジェズスが追加点。その2分後にカウンターからエズ・アブデのゴールで1点差に詰め寄られるが、その直後のいさかいでベティスMFファクンド・ベルナルがヤマルへの暴力行為で退場処分を受けた。
これにより数的有利になったバルセロナはその後も攻撃の手を緩めず、後半17分にFKを起点とした攻撃からエリック・ガルシアが2点差にすると、後半36分にダニ・オルモがペナルティーエリア手前からゴールラッシュを締めくくる得点を挙げた。
バルセロナは5-2で快勝し、今季開幕から公式戦11連勝、スペインリーグ9連勝を達成。勝ち点を27に伸ばし、2位アトレチコ・マドリードに勝ち点5差で首位を独走している。
試合後、フリック監督が記者会見に出席したようすをスペイン紙アスが伝えた。まずベティス戦について、「とても激しい試合で、サッカーを愛する人たちにとって信じられないほど素晴らしい一戦だった」と感想を述べ、1得点1アシストのヤマルについては「先制点は素晴らしかった。ラミンは今、私にとって世界最高の選手だ。彼のパフォーマンスには大いに満足しているよ。彼の姿勢は素晴らしく、コンディションが100%の時、そのパフォーマンスは並外れている」と大絶賛した。
バルセロナはベティス戦の勝利により、ヘラルド・マルティーノ監督指揮下の13-14年シーズンに記録した8連勝を抜き、クラブ史上のスペインリーグ開幕からの最多連勝記録を更新した。さらに、レアル・マドリードが68-69年シーズンに樹立したスペインリーグ史上の同記録に並んでいる。フリック監督はこの偉業について聞かれると、「素晴らしいことだが、我々はもっと大きなことを成し遂げたいと思っている。細部に焦点を当て、勝ち続けることに集中している。記録は気にせず、最後まで戦い抜くことだけを考えているよ」と浮かれることなく冷静に答えた。
エリック・ガルシアのけがの具合については、「検査結果を待つ必要があるが、打撲だと思う。様子を見るが、交代させなければならなかった」と説明していた。
バルセロナはこの後、過酷な2連戦に臨むことになる。まず20日に欧州CL・1次リーグ第3節で昨季のヨーロッパ王者であるパリ・サンジェルマンとアウェーで対戦し、25日に行われるスペインリーグ第10節のクラシコでレアル・マドリードをホームに迎える。(高橋智行通信員)
