火災はUPS室で発生したとみられる
韓国・ソウルのデータセンターで火災が発生し、100人以上が避難を余儀なくされました。
火災は9月29日火曜日午前11時55分、ソウル市衿川区(クムチョン)加山洞(ガサンドン)にあるデータセンターで発生しました。消防当局は消火活動のために出動し、消防隊員80人と消防車14台を投入しました。火災は午後3時13分に鎮火しました。
クムチョン消防署によると、この火災による死傷者はありませんでしたが、105人が避難しました。出火原因については引き続き調査が行われていますが、データセンター内の無停電電源装置(UPS)室に設置された変圧器が出火元とみられています。
消防当局は火災が発生したデータセンター名を公表していませんが、報道映像からはSTT GDCの「Seoul 1」施設である可能性が示されています。同施設はIT負荷容量30MW、延床面積4万平方メートルで、2021年に計画が発表され、今年7月に開設されました。
DCDはSTT GDCにコメントを求めています。
データセンター火災は比較的まれですが、韓国政府は昨年9月、大田市(テジョン)にある国家情報資源管理院(NIRS)のデータセンターで発生した火災により甚大な被害を受けました。この火災では、バックアップされていなかったハードディスクに保存されていた政府データ858TBが失われたとみられています。
本記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
