ラミネ・ヤマルは土曜夜、イングランドで行われたスペインのネーションズリーグの試合で、歴史的なゴールを決めた。
FCバルセロナの攻撃の主役は、ウェンブリーで世界王者を開始2分で先制に導いた。データ提供元のOptaによれば、これは格式高いナショナルスタジアムでイングランドが喫した失点として約70年ぶりの最速記録だった。
そもそもイングランドは代表史全体を通じても、ウェンブリーでこれより早い時間に失点したのはわずか2度だけだった。1953年にはハンガリーがすでに1分に得点し、さらに1957年、つまり69年前にはスコットランドも同じく1分にネットを揺らしている。
ヤマルはこの早い時間の得点で、イングランドのセンターバック、マルク・グエイ(マンチェスター・シティ)の大きな不注意に乗じた。最後尾の選手だったそのグエイがかなり軽率にバルサのスター相手にボールを失うと、ヤマルは迷いなくペナルティーエリアへ侵入。グエイのプレッシャーを受けながらも冷静にイングランドGKジェームズ・トラッフォードの脇を抜き、スペインに先制点をもたらした。
その後イングランドは立て直したものの、なおもアウェーのスペインにいくつか好機を許し、その最大のチャンスは27分のフェラン・トーレスが逃した。ところが15分もたたないうちに、今度は突如としてスリーライオンズがリードを奪う。36分にアンソニー・ゴードンがまず同点弾を決めると、40分にはバイエルンのスター、ハリー・ケインがイングランドに2-1の前半リードをもたらした。
ハリー・ケインのPKでは何が起きたのか?
後半開始から数分後、VAR介入の末にイングランド寄りで下された物議を醸すPK判定により、ケインはホームチームの3点目を狙うチャンスを手にした。しかし、普段は非常に確実なキッカーであるケインは、このシュートをクロスバーに当ててしまう。キックの動作で足を滑らせていた。
こうしてイングランドの1点リードは続いたが、それも1時間を過ぎたところで消える。少し前に途中出場していたアレックス・バエナがダニ・オルモのアシストから2-2の同点弾を決めた。そしてその約15分後、スペインは再び試合をひっくり返す。こちらも途中出場のミケル・オヤルサバルが、GKトラッフォードの上を柔らかくループで抜いて3-2の決勝点を挙げた。
ラミン・ヤマルはFCバルセロナで新シーズンをどうスタートさせたのか?
一方でヤマルにとってこの電光石火の立ち上がりは、クラブでの圧巻のシーズン序盤の延長線上にあるものだった。今季ここまでバルセロナで公式戦8試合に出場した19歳は、2026/27シーズンですでに8得点6アシストを記録している。スペイン代表ではこれが34試合目での8点目となった。
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フリア・ロハの大きな目標は、シャビ、アンドレス・イニエスタらを擁した前の黄金世代にならうことだ。彼らは2008年から2012年にかけて、3つの主要大会を連続で制した(EURO 2008、2010年W杯、EURO 2012)。ヤマルらもEURO 2024制覇、そして2026年W杯制覇に続き、次回のEURO、2028年にイギリスとアイルランドで開催される大会で、同じ偉業を成し遂げる可能性がある。
