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2026年9月26日 14:00

【偽装】「白菜だけではなかった」茎レタスも鮮度偽装 中国で相次ぐ野菜の違法処理問題 その実態と日本への影響は?

中国で相次ぐ野菜の違法処理

 中国で生鮮野菜に対する違法な薬品処理が相次いで発覚しています。傷んだ茎レタスを緑色の着色料で染めたり、白菜の鮮度保持に発がん性物質を使用したり…食の安全を脅かす不正の実態と日本への影響とは。

■鮮度偽装の実態 茎レタスに違法な着色料

 中国北西部の甘粛にある野菜倉庫では、並べられた野菜全体に液体をシャワーのようにかけたり、切り口を液体に浸したりする作業が行われていました。

 よく見るとその液体は濃い緑色をしており、ボトルの説明書きには、主成分としてタートラジンとブリリアントブルーの記載があります。

 この液体の正体は、日本でも黄色4号、青色1号として知られる食用着色料を混ぜ合わせたもので、中国では「フルーツグリーン」という商品名で流通しているものです。

 菓子や飲料への色付けとして、日本でも中国でも認められている添加物ですが、中国政府の「食品添加剤使用基準」という政令では、その用途や使用量が厳しく制限されています。特に、食品の品質の欠陥を隠したり、偽装を目的としたりする使用は固く禁じられており、簡単に鮮度をごまかせる生鮮野菜への着色料使用は違法となります。

 しかし、野菜の販売業者は「入荷したときに葉っぱや表皮がすれて傷んだり、赤くなったりするので、そういうときにこれを使うとそれをごまかせるので、見た目をよくすることができる」と主張します。

 着色料が使われていたのは、中国原産の「茎レタス」。翡翠のような鮮やかな緑色が特徴で、日本でも縁起物とされています。生野菜を食べる習慣があまりなかった中国では、火を通しても歯応えが残る茎レタスが広く愛されており、キクラゲとの炒め物などに重宝されています。

 着色料の使用説明書には生鮮野菜に関する記載がなかったため、国家基準と照らし合わせた結果、野菜への使用が禁止であることが明白となりました。中国当局は野菜の買い取り業者53社に対して緊急検査を行い、6社で食用着色料の違法使用を確認しました。当局は業者を処分するとともに、着色料が使われた疑いのある約11.8トンの茎レタスを廃棄したと発表しています。

 そして、日本への影響についてですが、厚生労働省によると、今回問題となった茎レタスは日本には輸入されていないとのことです。

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